玉掛けは危険を伴うため、資格が必要な作業です。
では、具体的にどのような資格が必要なのでしょうか。
この記事で、詳しくご紹介します。
▼玉掛け作業に必要な資格
玉掛けには、玉掛け特別教育と玉掛け技能講習の資格があります。
どちらも、取得のための講習を受けなければなりません。
受講資格はなく、18歳以上であれば誰でも受講可能です。
■玉掛け特別教育
玉掛け特別教育は、1t未満の荷物の玉掛け作業を行うために必要です。
教習所や各事業所で行われる、玉掛け特別教育の講習を受けます。
講習内容は、学科5時間と実技4時間の計9時間です。
試験はなく、講習を受ければ修了証が発行されます。
■玉掛け技能講習
玉掛け技能講習は、1トン以上の荷物の玉掛け作業を行うために必要です。
各都道府県の労働局に登録された事業者で、玉掛け技能講習を受講します。
講習内容は、学科12時間と実技7時間の計19時間です。
玉掛け特別教育の修了証やクレーンの運転免許を持っていれば、受講の一部が免除される場合もあります。
玉掛け特別教育と同様に、講習を終えれば修了証が発行されます。
▼まとめ
玉掛け作業に必要な資格は、玉掛け特別教育と玉掛け技能講習です。
それぞれ、扱う荷物の重量が1トン未満か1トン以上かによって異なります。
また、どちらも18歳以上であれば受講資格がないので、誰でも受講可能です。
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