トラックのブレーキの種類

query_builder 2024/02/08
30

トラックの種類によって、搭載されているブレーキの種類が異なります。
それぞれ仕組み・役割・制動力などに違いがあるため、知っておくと便利です。
そこで今回は、トラックのブレーキの種類と特徴について解説します。
▼トラックのブレーキの種類とは
■油圧式ブレーキ
油圧式ブレーキは、小型トラックに多く採用されているブレーキです。
ブレーキペダルを踏むと、油圧ポンプが作動して油圧を発生させます。
油圧はブレーキホースを通って各車輪のブレーキシリンダーに伝わり、ブレーキパッドやブレーキシューを押し付けて制動力が発生する仕組みです。
■エアブレーキ
エアブレーキは、中型トラック以上に採用されていいます。
エアコンプレッサーで空気を圧縮してタンクに貯め、ブレーキペダルを踏むとタンクから空気が放出されて各車輪のエアチャンバーに伝わります。
油圧式よりも、強力な制動力を伝えられるのが特徴です。
■排気ブレーキ
排気ブレーキは、大型トラックに欠かせない補助ブレーキです。
エンジンの排気バルブを操作し、排気圧力を利用して減速する仕組みです。
排気バルブを閉じたままにすると、エンジン内に排気ガスが溜まると同時に圧力も高まり、エンジンの回転を抑えて減速効果が得られます。
■リターダー
リターダーも、大型トラックの補助ブレーキとして搭載されています。
プロペラシャフトの回転に負荷をかけて減速する仕組みで、プロペラシャフトに電磁石や水流などで抵抗を与えて、回転速度を落とします。
▼まとめ
トラックのブレーキには、油圧式ブレーキ・エアブレーキ・排気ブレーキ・リターダーの4種類があります。
トラックの種類によって搭載されているブレーキが異なり、仕組みや役割も違います。
当社は大型トラックを用いた運送業を展開していますので、トラックの運転に興味がある方はぜひご応募ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE